あたしの思い出のSIM《防災神戸》が20日オフラインになってしまいました。
それを知らずに、旅行中であったので最後にお参りも叶いませんでした。
残念だけど、形はなくてもあたしの中にある《防災神戸》はいつまでも胸の中にあるってそう思ってる。
ブログに書くことで、今までの想い出を整理して、SIMオーナーさん、スタッフの方への感謝をしたいなって思います。

あたしがSLに入るきっかけになったのは、昨年の1月15日。
ネットで見つけた《セカンドライフの防災神戸で、お参りをしよう》っていう記事。
『ああ、17日に間に合うじゃん^^』って、簡単な気持ちでアカウントをとったんだ。
でも、なかなか歩くこともままならず;;
おまけに低スペックのマシンでは周りもグレーで、落ちてばかり;;
3日くらい頑張ったけど、もうダメだって諦めかけたとき、声をかけてくれた知らない方に助けられました。
フレをしてもらいTPで呼んでもらって献花できたときの喜びは今でもわすられません。

14年前、ニュースでみた震災の様子は関東に住むあたしにも相当なショックでした。
なんであんな簡単に信じていたものが壊れてしまうのかという猜疑心と、亡くなった方への言いようもない悲しみ。
ブラウン管を通してもそうだったのですから、実際それを経験した方たちの衝撃は計り知れないと思いました。
いつかは神戸に行ってお参りをという気持ちでしたが、なかなか叶わずいつかはリアルで、でも、とりあえずSLでっていう気持ちだったのです。





今年の1月17日も《防災神戸》SIMにお参りに行きました。
当時のあたしには見れなかった美しい建物と、震災時刻の5時46分を指したまま止まった時計が胸に痛かったのを思い出します。
僅かだけど募金をし、キラキラ光る川に献花をし、建物の中央の“希望の灯り”というリアルにもある火の前で祈りしました。
そして、震災被害写真の展示を見て《備える》ことの大切さを改めて考え、人災にはしないと《誓い》ました。



そして、《防災神戸》の隣にあった、あたしが生まれて降り立った《スィーツ神戸》もなくなってしまいました。
ここは神戸の実在のお菓子屋さんと連動しているSIMで、SL内でリアルの買い物ができたりする実在するおしゃれなお菓子屋さんが集まっていたところ。
お店は、『モロゾフ』『ユーハイム』『ケーニヒス クローネ』など、有名店がいっぱいあったんだっけ;;
『神戸六甲牧場』で《抹茶ミックス》のソフトクリームをもらって『リアルで食べた～いｗ』って思ったんだっけ＞＜

こうやって、失ってしまうといつも行くところではなかったけど、自分の中ではとても大きな部分を占めていたんだなって思う。
でも、SLにはその場所はなくなってしまったけど、《祈り》も、《誓い》もできること、そして想い出はあたしの胸の中にしっかり根づいているってこともわかりました。
SIMのオーナーさん、スタッフさんお疲れ様でした。
これからも違った形で神戸だけじゃなく、すべての防災にかかわっていきたいなって思います。
ほんとにありがとうございました。

さようなら、防災神戸

あああ、こんな風に紹介してもLM貼れないってなんかとても悲しい(*ノ-;*)